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正月に故郷徳島に帰省しました。 本州と徳島とは橋でつながり、仕事も時々あるもので徳島の実家には年に何度かは帰っています。両親共に健在で、家に帰るとおふくろが、いつもいろんなものを作ってくれます。正月に帰った時にはお節料理がたくさんありました。あれを食べろこれを食べろと言うもので、いつもついつい食べ過ぎてしまいます。ご飯のお代わりもちょっとでいいよと言っても、いつも大盛りで返ってきます。正月のお雑煮も、おかわりをする時に汁だけ入れてと言っても、また具がたくさん入ってきます。 神戸に帰る1月4日の朝食、正月気分は抜けておせち料理は出てきませんでしたが、鮭や卵焼き、ハムなどが食卓にたくさん並んでいました。遊びに来ていた先輩と一緒に朝食を全て食べ終えると、お袋が「いちごを食べる?」と。「いらないよ、もう食べられないよ」と言っても気に入らないのか返事をしません。冷蔵庫を開けていちごのパックを取り出しました。食べないのも申し訳ないので私は「1個だけもらうわ」、先輩は「もう食べられません。0個でお願いします」と。 おふくろはいちごのヘタを取って洗い出したが、なかなか終わりません。「1個でいといったのに何してるんだろう?」「1つだけ洗えばいいのに何してるんだろう」と思っていると、なぜか皿にいちごが3つずつ乗って出てきました。「要らないって言ってるのに何で出すの?」とがめる口調で質問をすると「まあええでぇー」と一言。 1つだけ食べて、「何で人が言ってることを聞かないの?」「要らないって言ってるのに!」そんなことを思いながら神戸に帰りました。 正月が明けて会社の大先輩達に、「うちのおふくろ頑固なんですよ。人の言うこと全く聞かないんですよ」といちごの笑い話をしました。「おふくろ何を考えてるんでしょうね?」と言うと、「亡くなったら解るんとちがいますか?」「林さんうらやましいですわ」と言われました。 途端に涙がこみ上げてきました。 自分の気持ちに合わないことには、聞こえないふりをして返事もしません。「何で人が言ってること聞かないのかな?」「人がこうして欲しいと言ってる事が解らないのかな?」理屈に合わないで自分勝手だと思っていました。 人の言うことも聞かずに、無視をして無理やりいちごを出す、そんな人はこの世の中にたった1人しかいません。 亡くなってしまった時にこそ、おふくろの思いがわかるんだろうな!とそんな事を思った年の初めでした。 |
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お久しぶりです。グッとくるものがあります。僕のブログでも紹介させてください。 |
こんばんは。北です。 2010/01/20 20:12 |
涙が出ました… お母様の愛情の大きさが伝わります。 |
信は力なりママ 2010/01/21 18:16 |
うちの母もそんな感じでしたね. |
エド 2010/01/22 17:48 |
北さん、信は力なりママさん、エドさん、メッセージありがとうございます。 |
林 2010/01/24 00:05 |
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