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博多の夜のパーティーに、感性フォーラムの体験者R君が来てくれました。 1年半ほど前に知人の紹介で感性フォーラムを受講してくれたR君は、中学の時不登校になり(あまり学校にいけずに)高校も中退してしまいました。研修の中で彼は、自分にあった出来事を話し、涙を一杯流しました。自分自身に向き合い、涙で心洗われ、研修から帰る時彼は、「僕は大工になりたい」と夢を語ってくれました。 しばらくして福岡の彼から電話がかかってきました。「就職が決まりました。大工になります」と。彼は近くの神社に行き、メンテナンスをしている宮大工さんを教えてもらい、その棟梁に会いに行き、本当に弟子になり働くことになったのです。 そんな事から約1年半、久しぶりのR君との再会でした。スーツにネクタイ姿で現れた彼は「厳しいけれども、親方も先輩も皆いい人ばかりです。今度後輩が出来ました」と話してくれました。 最近一つの仕事が終わり、本当に厳しい現場で、辞めようかと思ったこともあったけど、工事が無事終了し、仕事に関った人間の名前を刻んだものを、もちろん自分の名前も刻まれたものを、天井に上げる儀式をした時、彼は号泣してしまったんだそうです。「僕は学校には行けなかったけど、その分今青春をしていると思います」と目を真っ赤にしながら話してくれました。 最近二十歳になった彼と一緒に飲みながら、彼の真っ直ぐな気持ちに、私も思わず涙ぐんでしまいました。 彼は自ら行動しました。自ら行動することでしか、その人の人生は開かれていかないのだと思います。 どうかその素直さをもち続けて欲しいものです。これから幾多の壁にぶち当たるかとは思います。しかしその真っ直ぐさ、ひたむきさを失わなければ、その困難を肥しにし、立派な宮大工になってくれるものと信じています。 再会を喜びあい、教育の仕事に携わって本当に良かったなと実感した夜でした。 |
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