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さて話は変わりますが、先日の日経新聞に「因果倶時」(いんがぐじ)と言う言葉が出ていました。「原因と結果というものは必ず一致する」というお釈迦様の言葉だそうです。「現在の果を知らんと欲すれば過去の因を見よ、未来の果を知らんと欲すれば現在の因を見よ」現在は過去に思い行ったことの結果であり、今思い行っていることが未来に結果として出る。「今日一日何をするかが将来につながるのだ」と仕事に打ち込むという話でした。 現在の自分は、過去の積み重ねの中にあり、将来の自分を知るには、毎日の積み重ねの中に将来の自分があるのです。 最近、おかしな事件がよく起こっています。肉親の殺傷や、無差別大量殺人、事故米やメラミン入り乳製品・・等など。そして、米のサブプライムローン問題に端を発した世界経済の混乱です。実業と虚業がごっちゃ混ぜになり、金が実体経済を超えて、駆け巡ったつけがまわってきました。 経済とは、もともと経世済民「世を治め人民を救うこと」に語源がありますが、これらの世の中の混乱の原因は、いずれも人の心の中にある様に思われます。 人は誰しも生きることに固執する心、自分自身に固執する心を持っていますが、俺が俺がと言う利己が強すぎると、人や回りの世界とぶつかり問題を起こしてしまうのではないでしょうか。 今世界は大不況の真っ只中ですが、江戸時代の学者藤田東湖は吉田松陰に次のような言葉を送っています。 『国難襲来す。国家の大事といえども深憂するに足らず。深憂すべきは人心の正気に足らざるにあり。(正気とは天地人に在する正しい気 ⇔ 邪気)』 「さまざまな国難、国家の大事があってもたいしたこと無いよ。ジタバタするな!大事なことは人々の心がしっかりしている事だ。心がしっかりしていればどんな困難でも克服できるのだから」 一番大切なのは心のあり方ですね。美しい思いを持って生きて生きたいと思います。 人間のエゴの心を原動力にして発展してきたのが現在の文明社会ですが、21世紀は利他の心をベースにした人類社会を作っていくべきです。 勇気を持って自分に向き合わなければなりません。自分には自分に与えられた固有の使命があり、自分の中、心の中にこそ人生があります。人生いたるところに青山あり、どこかにあるのではなく、自分がいる所が青山なのです。50にして天命を知る。力は使命の感より発します。 『湧き上がる』ものを伝えることを私の使命としてこれからも活動を続けていこうと思います。 長い文章にお付き合いいただいてどうもありがとうございました。 感性フォーラムにつきましては http://www.t-hayashi.jp/forum/index.html をご覧下さい。 |
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